家庭菜園で知っとけばいい肥料の三要素の考え方。

窒素、リン酸、カリが作物の生育で必要とはよく聞くが、
窒素って空気中にあるじゃん。いる?
三要素の説明と家庭菜園で知っとけばいい三要素の働きを解説。

これを読んで頂くと、
家庭菜園中の作物の様子によって施用する必要がある養分が分かります。

三要素とは

三要素とは窒素、リン酸、カリの事である。
たが、植物体内で多く含まれるのは炭素、水素、窒素。
これらは空気中や土壌中の二酸化炭素や水から得る事ができる為、
肥料として施用する必要はない。(できるなら水やりなどはして〉

含有量を調べたデータによると、
炭素(C)が50%
酸素(O)が40%
水素(H)が6%
窒素(N)が1〜3%
カリウム(K)が0.3〜6%
カルシウム(Ca)0.3〜3.5%
イオウ(S)0.05〜1.5%
リン(P)0.05〜1%
マグネシウム(Mg)0.05〜0.7%

その他微量要素となる。
※土壌と肥料の基礎知識より抜粋。

意外にもイオウが植物体内にあり必要ではある。
海外ではイオウが足りず肥料として使用する事もあるそうだが、
日本では、硫安なるイオウを含んだ、農家なら誰でも知っている肥料を、
昔っから散布しており、イオウのの散布はあまり必要ない様だ。

つまり植物が自力で生活していると足りなくなる成分で
人為的に散布したほうがいい要素を三要素と呼んでいる。

又、含有量からみても、カルシウムとマグネシウムも必要となっており、
それらを含め5要素と呼ばれる場合のある。(日本では)

三要素と5要素が必要なのは分かった。
それらがどういう働きをしていくのか解説。

窒素

植物体内のアミノ酸やタンパク質の構成元素の一つであり、、、、、(難しい)

家庭菜園で知っとけばいい事は光合成に必要(植物の生命維持に必要)

窒素を散布を検討する時は、

◎寿命でもなく枯れそう。。

窒素が足りていない可能性高し!

◎葉っぱ小さいし、なんか黄色い。。

窒素!

◎枯れた。

もう遅ぉい!

 

逆にこんな場合は控えたほうがいいなどの時

●いつまでも濃い緑で実がつかない。。

窒素過剰。。
(代謝の悪いオジサマと同じ症状で色が悪いだけ。緑が濃きゃいいってもんでない)

●軟弱徒長している(ヒョロヒョロ伸びてる)

窒素過剰!

●葉っぱの形が異常(なんかデカい)。横の葉っぱとくっついている。

窒素過剰!!

●虫食われ多いし、なんか病気っぽいの止まらない。

窒素過剰!!!!

結構植物正直です。
異変に気がついたら対処して上げて下さい。

特に窒素の反応は他の要素に比べていいです。
足りなかったら散布する追肥(追って肥料散布)
などを検討もオススメ。
もともと過剰に散布すべきではないかと。

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