家庭菜園に〇〇症状が、、伺ってみると。

家庭菜園に〇〇症状が、、伺ってみると。

どうも、チーパパです。

植物の何かしらの症状が出た場合、まず

葉っぱが黄色くなってきた

というお問い合わせがあったりします。
もちろん色が変化することは、植物にとって何かしらの変化があった証拠ですが、
それだけでは少し足りません。

そのため、家庭菜園ではどうしても気になる葉だけではなく、
植物を見る手順が大切となってきます。

この記事では植物に何かしら症状が発生した時に、
どの様に植物をみていくのか、
私の経験をもとにお伝えしていきます。

当たり前だけど、あまり出来ていない、
そんな事がわかる内容となっています。

病気判定する前に、見るトコロ合ってますか?

先に言っておきますが、障害の判定をするのは非常に難しいです。
なぜなら植物は喋らないから、、、
ただし、植物は素直。

少しでも疑問を繰り返して、
見る部分を増やし、可能性を潰していきましょう。

全体

まず全体を見てみましょう。
全体とは、植物全体でもありますし、
植わっている場所はどうなのかを確認しましょう。

植物全体が、、
小さいのか?
丈が長いのか?短いのか?
姿はどうなのか?
どこの色が気になるのか?
葉に違和感があるのか?

畑だったらどこの場所なのか?
日が当たる場所なのか?
端なのか?真ん中なのか?

細部(葉、根)が気になるますが、まずは全体を見る!
※植わっている状態でいい。

全体を見終わってから次に見るのは葉。
葉だけでも見るトコロはいっぱいあります。
一つ一つ潰していきましょう。

葉の形

葉の形を確認しましょう。
葉の形は作物の品種による特性があります。
それに比べて葉が異常に大きいや、
一つ前に生えていた葉っぱと比べての違いや、
2つの葉が合体してしまっている。

など形に注目してみましょう。

葉の色

葉の色を確認しましょう。
植物であれば、基本的緑色が多いかと思います。
緑色の中でも、色が濃いのか、薄いのか、
薄いを通り越して黄色いのか。

葉の裏

葉の裏も確認しましょう
どうしても葉の表側に注目しがちですが、
病気の菌などは後ろから入りがち。
葉を裏返して確認しましょう。

葉の色場所

どこの葉の色に変化があるのか見ていきましょう。
新しい葉なのか?古い葉なのか?
一般的に下の葉が古い葉となる事が多いです。

肥料成分は様々あり、植物体内の移動のしやすやが違います。
それによって何の成分が欠乏していそうなのか判断できます。

 

「葉の色が黄色くなってきてるんだよねぇ」では不十分。
下っ葉が黄色いのか?など、どこの部分の葉が変化しているか確認しましょう!
※大豆の要素欠乏
原色 野菜の要素欠乏・過剰症 渡辺勝彦 著

根っこ。栄養を吸うのが根と言われています。
どうしても葉や茎などが気になりますが、
根も観察していきましょう。

根の色

根の色を見てみましょう。
土が付いたりしているので、土を振るったり、水で少し洗ってみると見やすいです。
健全な根は茶色ではなく、先端が白いキレイな色をしています。
元気がない根というのは、茶色だったり紅色だったりしています。

根の量

根の量はどうでしょうか
多いほうが良いと判断できます。地上部を支える事もできますし、
土壌にある養分を吸いやすいと判断できます。

根の長さ

根の長さも大切です
植物によって根が伸びやすい、根が多いなど違いはありますが、
長いほど地下の養分もそうですが、水を探す事ができます。

一つの個体しかない場合はなかなか難しいですが、
是非、横を掘ったり、引っこ抜いて確認してみましょう!
※ナスのマンガン過剰症状
原色 野菜の要素欠乏・過剰症 渡辺勝彦 著

植わっている場所

そもそも植わっている場所はどうでしょうか?
水が溜まりやすい、水はけが良い、日陰なのか、、
住みやすい場所でなくてはそもそも生きていけません。

植物はなかなか動けないし、生まれ育った場所、大事ですよね。

まとめ

以上がまず見るトコロです。

葉色の変化など、何かしらの変化!!

→全体を見て、、、
→葉を見て、、、
→根を見て、、、
→花壇、圃場をみる。

そうしてやっと症状の判断の話になります。
人間関係と似ていますが、やはり相手に興味を持って疑問をぶつけてみる。
これが大切です。

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