悩める管理職はお試し下さい。

ベストセラー書籍、
リーダーの仮面を実際にやってみた。

最近部下を持ち、

「うわぁ、どうしたらいいか分からない、、、、」

「部下の数字もだけど、自分もまだプレイヤー部分多いから、

自分の顧客も回りたい、、けど色々な業務が出てきて外回りできない」

そんな悪循環になりつつある、悩める管理職のあなた。

私もその一人、こんにちはチーパパです。

この記事では

 

リーダーの仮面 いち「プレイヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法

著者 安藤広大

 

を読ませて頂き、実際に私が試して試行錯誤した結果、

これは使えると思った事がわかる内容となっています。

こんな、言いたいことも言えないご時世だけど、

数字だけはしっかり求められる管理職にオススメしたい内容となっています。

内容

リーダーの仮面の内容を元に以下の事を試してみた。

ルールを決める

ルールは自分や部下が自身でコントロールできるものを考え決めました。
(自身でコントロール出来ない事は、すぐに言い訳できてしまう)

外回りに出る時間を決める(もちろん始業時間後)

面談件数を確保する為には、外に出ている時間が長いほど有利。
(1日24時間はみんな一緒)

若いうちは知識がない為に、過剰に準備したがるが、

ポンポン回って改善していった方が、

早く失敗も経験でき、その後の成長に繋がると考えました。

又、私自身はそのルール対象にするのは止めました。

面談件数、TEL件数、の記載

面談件数を考える事で、1日の時間の使い方を意識する事ができる。

どうしても顧客とのタイミングが合わない日も、もちろんあります。

ですので、そんな場合はTELアポなどを必ずしてみる事を意識付ける為に、

TEL件数の記載もするルールを決めました。

下さい。など言い切り文で対応

本書のなかでも、立場の違いを会社では出さないと緊張感がでないとの事で、

部下にメール、日報、会社内での会話などをする場合は、

「下さい」を使いました。

頑張れなど感情的な事は言わない

ついつい、失注などをすると、

「頑張れ、これはしょうがないよ、次々!」

など優しさを演じたくなりますが、

淡々と改善点や、今後どうやって失注文をカバーして達成していくかなどを聞くようにしました。

距離を取る

緊張感を出す為に、会社後の遊びや、スポーツなどはやんわり断りました。

部下との飲み会(二次会)なども断る努力をしました。
(明日家族の予定があって、、、など)

結果

以上の事を半年試してみたところ、、

ルールを決める

外回りに出る時間を決める(もちろん始業時間後)

意外にすんなり受け入れられました。

だが、どうしても個人差は出てしまいます。

ですので、意識して頑張ってもどうしても決められた時間にでられそうにない時は、

私に連絡入れるように徹底しました。

後は習慣化するまで、私から声がけ、

私がいない時は、次席者と事務の方に管理を依頼しました。

やはり中には、

「チーパパさんは出ないんですか?」

っと言ってくる方もいます。

 

「だったらてめぇ、代わってみろ、こっちはいろんな業務が多いんじゃ、ボケぇ」

「てめぇが余計な事を言ってる間に、サッと契約取ってくりゃぁ、こっちだって早く出れんだよぉボケぇ」

 

っという心の声をグッと抑えて、

「営業以外の業務が多くてね。個人じゃなくてチームで数字を作る様に変えたくてね」

「ですので私は対象ではありません、引き続きルールを徹底下さいね」

っと言ったりしました。相手はあまり納得していない様でしたが、、、
(世の中イかれてるわ、仮面被りすぎだろ)

 

あとはいかに習慣化するかが勝負となります。

やっていると、中にはこんな事を言ってくる方もいます。

「準備が終わらなくて、ルールの時間に会社を出れません。ちょっと準備続けさせて頂きます」

だいだいこんな事を回数多く言われる方は、そもそも出勤が一番遅い。

 

「てめぇは、準備するスピードも遅いし、そもそも出社するのが一番遅せぇーじゃねーか」

「始業開始後、すぐに出る時間にルール設定してねぇのに、なんでてめぇだけいっっつもそんな感じなんだ?顧客数もまだ少くねぇし、エリアも近けぇーだろ?」

 

っという心の声をグッと抑えて

 

「了解しました。ルール時間に出るのは難しいかな?何か改善できる所ないかな?」

「完璧にやろうとしなくていいと思うよ、完了主義でいいですよ」

「自分の業務の時間を測ってみるのもオススメするよ、意外にこんな事に時間が掛かっていたのかって発見があるし、時間管理するのに役立つよ」

なんて言って、社会人になってしまったからには、多少周りに合わせなければならない旨をお伝えしています。

面談件数、TEL件数、の記載

これも個人差がすごい出ますね。

こんなルールなくてもバンバン訪問件数こなす方もいれば、

やっとルールギリギリで、毎回ギリギリの方にかぎってルール以上をしようとしなくなる。(まぁ、そもそもその方の達成率を上げていきたかったから、いいのか?)

安心したのは、もとからバンバン訪問件数こなす人の件数の抑制は見えなかっった事です。

これは意外でしたし、かなり安心しました。

下さい。など言い切り文で対応

もともと、

「〇〇お願い致します」

「〇〇のご協力お願い致します」

などを多用していた私にとって、かなり最初難しかったです。

それは逆の立場だったときに、上司がものすごく冷たく感じたからです。

でも、前の上司はメール以外は、

「〇〇お願いねぇ、頼むよぉ」

などを会話でしていたので、なんでメールだけそんな感じ?

という違和感からきたものであると、割り切りました。

下記の、部下と距離を取るに直結する事でしたので、

下さいを多用していると、自然と距離が取れるかと。。

頑張れなど感情的な事は言わない

典型的に応援方上司をしていた私にとって、

かなり困惑しました。

だって、

「頑張れ!これはしょうがない!次は大丈夫だって!」

「今日の辛さを忘れるために、なんか食べにでもいくか?」

って言ってくれる上司の方が感じがいいじゃん。

ただやってみて、かなりパワハラ対策になる事が分かりました。

私も人間、調子の悪いときや、気分が乗らない時だってもちろんあります。

そんな時に嫌な事を聞いたり、すると、、、、、

 

「てめぇ、〇〇ピィーーーーーーーギャンギャンーーーーーーーーー」

 

って皆さんも心の声が出てしまう事もありますよね。

いい時も感情的でないから、悪い時も感情が出づらくなる。

コレは言いたいことを言えない、ポイズン世代にとっては、

非常にいいかと。

距離を取る

上記の事をしていると自然に距離が取れてきます。

だからちょっと、淋しくなります。。

「社内業務後に〇〇で遊ぼうぜぇー」

という時、、、まず誘われません。。

だって数回断ってきたから。

ただ、淋しく悲しい事ばかりでもありません、
メリットもたくさんありました。

自分の時間を作れる様になる

何か私に質問する際に、部下が自分で少し調べてから質問を頂くようになりました。

調べてわかる事は、質問に来なくなりますし、

私自身の業務を途中で中断する事なく、集中する事ができるようになりました。

会社内を客観的に見れるようになる

人間どうしても、好き、嫌いが発生します。

今まで、どちらかと言うと好きだからその人の意見を聞いていたのでは?

などを思うことが増えて来ました。

意見が挙がってきたときに、

「〇〇さんが言っているから、多分いい意見だ」

という浅はかな決断をしなくなり、

かなり客観的に考える事ができる様になってきたと思います。

まとめ

本書リーダーの仮面を試した結果、

  • 数字に関係ある訪問件数の増加。
  • 少しづつ社内に緊張感が増加。
  • パワハラ対策。
  • 自分に厳しくなり、更なる成長を感じる。

が効果として出てきました。

一番は、ルールを決めたからには、自分も見られる立場と思い、

自分に厳しくなった点と社内の事を客観的に見れるようになった点かと。

やはり自身の成長に繋がっている感覚があれば続きますしね。

ポイズン世代は是非。

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