日本で一番多いのは低地土。昔は一等地?

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全国的に多い作つけ土壌は低地土。(土壌医試験でよくでますね)
その低地土の特徴をおさらいしていきます。

低地土

河川に運ばれ土砂を母材とする土壌を低地土という。
昔は沖積土と呼ばれていたが近年呼ばれなくなってきた。

川上の低地土は砂利を多く含む粗い土。
川下は粘土を多く含む細かい土。

かつては肥沃な土壌の代名詞で、リン酸、微量要素を過不足なく含む。

窒素の感じは?

土が含む窒素の量は、
多湿腐植質多湿黒ボク土 〉 淡色黒ボク土 〉低地土 の順。

供給量は、
低地土 〉 多湿腐植質多湿黒ボク土 〉 淡色黒ボク土
試験によると、
低地土にて無施肥のビートが20kg/反の窒素を吸収していた。

化学肥料を使えなかった時代には大変有利な性質だったが、
現在、過剰な養分供給によって作物の品質のコントロールが難しい土壌となっている。

時代によって変わる良い土壌。
それに合った作付けを。

今回も「土と肥料のよもやま話」を参考にさせて頂きました。

ご自身の土地がどんな土壌か知りたければ↓
日本土壌インベントリー

から調べるのがオススメ!!

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