家庭菜園ジャガイモの保存方法!冬まで美味しく食べる貯蔵ワザ
ジャガイモの収穫が終わって一安心。
後日、、、、
「収穫した日に食べて以来、久々にジャガイモ食べようかなぁ、、、」
「えっ、なんか芽出てんだけど(メドゥーサ)」
「うわぁこのイモは腐ってる、、、」
皆さんこんにちはチーパパです。
皆さんもこんなメドゥーサ経験ありませんか?
今回は、そもそも収穫時で注意する事、家庭での保存する方法。
いつも、どぉ〜しても腐らせてしまう方には、収穫前の農薬を紹介させて頂きます!
ジャガイモの収穫時と保存で気をつける事
保存は収穫から!収穫タイミング、その後の保存について解説!
収穫のタイミングを見極める
ジャガイモの収穫は「株が自然に黄変・枯凋したあと」が理想。皮がコルク化して剥がれにくくなり、完熟状態で保存性も高まる。
ただし、本州の春作では梅雨入り前に収穫を急ぐこともあり、茎葉を早めに処理して収穫を前倒しするケースも多い。家庭菜園でも、葉が黄色くなりはじめたら要チェック。茎葉を刈り取ってから10日ほど置くと、表皮が硬くなって保存性がアップする。
ワンポイント:枯凋した後、少し日数を置く!皮がコルク化しないと腐りやすい!
収穫後は「仮貯蔵」でひと呼吸
収穫したてのジャガイモは呼吸が活発で、傷口から腐りやすい。そこでおすすめなのが仮貯蔵。
風通しがよく暗い場所(湿度90%前後・15℃程度)で1〜2週間置き、傷を治してから本格保存に移すと長持ちしやすい。
家庭菜園レベルなら、段ボール+新聞紙で包んで北向きの涼しい部屋に置くだけでも十分。
本格保存のコツ
ジャガイモの保存条件は「温度」「湿度」「光」の3つ。
- 温度
生食用は2〜3℃が理想。ただし家庭の冷蔵庫は低温すぎることが多く、糖分が増えて味や色に影響する。常温保存なら10℃前後が目安。(冷蔵庫の野菜室) - 湿度
90〜95%がベスト。乾燥を防ぐため、新聞紙で包んだり保存袋を使うとよい。 - 光
光が当たるとソラニンが増えて緑化し、有毒になる。遮光袋や段ボール保存は必須。
発芽を防ぐには?
ジャガイモは休眠期が終わると芽が出てくる。男爵やとうやは比較的長持ちするが、品種によっては秋まで保存が難しい。
発芽を防ぐ家庭向けの工夫は以下の通り。
- リンゴを一緒に入れる(エチレン効果で発芽抑制。ただし長期保存には不安定)
- 遮光性のある保存袋を使う
- 涼しい環境を維持する
ジャガイモ保存におすすめのグッズ
① 遮光保存袋(緑化・発芽防止に)
ジャガイモは光が当たるとすぐ緑化してソラニンが増える。普通のビニール袋やスーパーの袋では光を遮りきれないので、遮光性のある保存袋がおすすめ。
- メリット:緑化防止・発芽抑制ができる
- 家庭菜園レベルでも長期保存が簡単
- 使い捨てではなく繰り返し使えるエコ仕様のものも多い
② 段ボール or 保存コンテナ
定番なのは段ボール+新聞紙。ただし湿気がこもると腐りやすいので、おしゃれにキメたい方は専用の保存コンテナがあると便利。
- メリット:通気性が良く、重ねて置いてもつぶれにくい
- 害虫の侵入を防ぎやすい
- 見た目もスッキリしてキッチンや倉庫に置きやすい
③ 園芸用殺菌剤(収穫後の腐敗防止)
収穫時についた小さな傷から雑菌が繁殖して腐るケースは多い。収穫前に殺菌剤を軽く散布しておくと、貯蔵性がぐっと高まる。
- メリット:保存中の腐敗リスクを下げる
- ジャガイモ以外の野菜の保存や病害予防にも使える
- 少量ボトルなら家庭菜園に最適
④ 小型冷蔵・冷温庫(本格派向け)
常温保存が不安な人や、夏場まで保存したい人は小型冷温庫という選択肢もある。
- メリット:温度を一定に保てる
- 他の野菜や飲み物保存にも使える
- 「ジャガイモ専用庫」感覚で長期保存が可能
まとめ:収穫前後のひと手間が美味しさと保存性を決める
ジャガイモは「収穫前の防除」「収穫のタイミング」「仮貯蔵」「温度・湿度・光の管理」で保存期間が大きく変わります。
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枯凋してから10日ほど待って収穫すると長持ちする
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仮貯蔵で傷を癒やすと腐敗防止になる
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遮光・湿度管理・発芽防止が保存成功のカギ
ジャガイモは、
ちょっとした保存の工夫で「冬まで美味しく食べられる宝物」になります。
保存袋やコンテナといったアイテムをうまく活用して、
大事に育てたジャガイモを最後まで楽しんで、美味しい作物を食べましょう!