家庭菜園をしていると、野菜の葉に虫の被害を見つけることがあります。
少しだけならまだしも、葉に変な食痕が出ていると、けっこう焦りますよね。
こんにちはチーパパです。
今回、私の家庭菜園でもスナップエンドウの葉に白っぽい筋状の食痕を見つけました。
見た感じは、ハモグリバエっぽい被害。
ただ、そのとき手元に家庭菜園用の殺虫剤がありませんでした。
そこで、普段自分自身の虫除けとして使っているハッカ油を、
試しに植物へかけてみたんです。
結果から言うと、爽やかな香りが残りました。
(虫もいなくなりましたが、葉もかれました。)
今回は、ハッカ油を野菜にかけて失敗した実体験をもとに、家庭菜園で虫対策をするときに気をつけたいことをまとめます。

スナップエンドウの葉に虫の食痕を発見

最初に気づいたのは、スナップエンドウの葉に出ていた白っぽい筋状の跡でした。
葉の表面に、細い線がぐにゃっと走っているような感じです。
パッと見た印象としては、葉の中を何かが通ったような跡に見えました。
家庭菜園でこのような筋状の食痕を見ると、ハモグリバエの被害を疑うことがあります。
ハモグリバエは、幼虫が葉の中に入り込んで食害することがあり、その跡が白い筋のように見えることがあります。
もちろん、見た目だけで完全にハモグリバエだと断定するのは難しいです。
ただ、家庭菜園ではわりと見かけるタイプの被害なので、初心者の方でも覚えておくと観察しやすくなります。

殺虫剤がなかったので、ハッカ油を試してみた

※良かれと思って写真撮っていた時。。。
虫の被害を見つけたとき、手元に家庭菜園用の殺虫剤がありませんでした。
ここで冷静に考えれば、まず被害葉を取るとか、様子を見るとか、いろいろ方法はあったはずですが、、、そのとき目に入ったのが、普段自分自身の虫除けとして使っていたハッカ油でした。
「コレいけんじゃない?直接大量にかからなければ大丈夫でしょ?」
そう考えて、試しにスナップエンドウにかけてみました。
私自身、ハッカ油は自分の虫除けや、身の回りの香り対策として使っています。
スーッとした香りが気持ちよく、掃除や消臭などに使いやすい場面もあります。
ハッカ油を使う場合は、商品の説明を確認し、生活まわりの用途として使うのが安心です。
結果、スナップエンドウとトマトの葉が焼けた
ハッカ油をかけたあと、スナップエンドウの葉に傷みが出ました。
葉の一部が色が抜けて、焼けたような見た目になってしまいました。
さらに、トマトの葉にも似たような葉焼けのような症状が出ました。
葉の一部が変色したり、しおれたように見えたりして、
これはうまくいっていないなとすぐ分かる状態です。
香りだけはしっかり残っていました。
畑は爽やか。虫も消えた。
でも葉っぱはダメージ。
家庭菜園としては、なかなか悲しい結果です。
虫対策としては成功しましたが、
植物には刺激が強すぎた可能性があります。

一方で、ジャガイモは大丈夫だった。。。?
同じように影響を見ていた中で、ジャガイモには大きな葉焼けは出ませんでした。
スナップエンドウやトマトと比べると、見た目のダメージは少なかったです。
ただ、ここで注意したいのは、ジャガイモが大丈夫だったから他の野菜にも安全とは言えないということです。
作物によって、葉の厚さや表面の性質は違います。
(トマトと同じナス科なんだけどなぁ)
葉が薄い作物、表面がやわらかい作物、日差しを受けやすい状態の作物では、
反応が違う可能性があります。
家庭菜園では、同じものをかけても作物ごとに結果が変わることがあります。
だから、自己判断でいきなり広い範囲に試すのは危険です。
なぜハッカ油で葉が焼けたのか
今回の葉焼けの原因を完全に断定することはできません。
ただ、考えられる理由はいくつかあります。
まず、ハッカ油は名前の通り油分を含むものです。
油分が葉の表面に残ると、植物にとって刺激になる可能性があります。
また、濃度が高かったり、葉に直接かかったりすると、
の組織に負担がかかることも考えられます。
さらに、日差しがある時間帯や気温が高い条件では、葉焼けが起きやすくなる可能性もあります。
(この日は24℃くらいでした)
人間に使えるものだからといって、植物にも安全とは限りません。
天然由来だから安全。
これは家庭菜園でよくある思い込みですが、植物にとっては刺激になることもあります。
農薬や植物用の資材には、対象作物や使用方法、使用濃度が決められています。
面倒に見えますが、植物を傷めないため、食べる野菜に安全に使うために必要なルールです。
葉焼けしたあとに行ったこと
葉焼けが出たあと、まずは傷んだ葉の様子を観察しました。
すぐに何かを大量にかけるのではなく、まずは株全体がどうなるかを見るようにしました。
ここでまた焦って別のものをかけると、さらに悪化する可能性があります。
失敗を取り返そうとして、失敗を増やす。
家庭菜園でも仕事でも、やりがちですね。。。
その後、スナップエンドウとトマトには、
生育を立て直す目的で窒素追肥を行いました。
窒素肥料は効きやすい肥料ですが、使いすぎると逆効果になることもあります。
追肥は、株の状態や土の湿り具合を見ながら行うことが大切です。
窒素肥料や追肥の詳しい話は、別記事で改めてまとめます。
家庭菜園でハッカ油を植物に使うなら注意したいこと
今回の経験から、ハッカ油を植物に直接かけるのは安易におすすめしません。
人間用の虫除けとして便利でも、野菜に直接かけるとなると話は別です。
もしどうしても試す場合でも、いきなり株全体にかけるのは避けた方がよいです。
まずは目立たない葉1枚など、ごく一部で様子を見ることが大切です。
また、濃度を高くしないことも重要です。
晴天時や高温時は、葉に負担がかかりやすいので避けた方が安心です。
自己流でいろいろ混ぜるのもおすすめしません。
特に、食べる野菜に使う場合は注意が必要です。
家庭菜園で虫対策をするなら、植物に使える登録農薬や、家庭菜園向けの防除資材を確認する方が安全です。
農薬をなるべく使いたくない場合でも、まずは被害葉を取る、虫を見つけて取り除く、防虫ネットを使うなど、植物に直接刺激を与えにくい方法から考えるのがよいと思います。
(ホントに離れたところにシュッシュならまだいけるかも、、、、)
ハモグリバエっぽい被害を見つけたときの考え方
スナップエンドウなどの葉に筋状の食痕を見つけたら、まずは葉をよく観察します。
葉の中に幼虫がいるように見える場合は、被害葉を取り除く方法もあります。
被害が少ないうちは、葉を取って様子を見るだけで広がりを抑えられることもあります。
もちろん、被害が広がる場合は、家庭菜園で使える登録のある薬剤や防除方法を確認する必要があります。
ここで大事なのは、作物ごとに使える薬剤が違うということです。
スナップエンドウに使えるもの、トマトに使えるもの、ジャガイモに使えるものは、それぞれ違う場合があります。
使う前には必ずラベルを確認しましょう。
自己判断で人間用の虫除けを野菜にかけるのは避けた方がよいです。
まとめ ハッカ油は便利。でも野菜に直接かけるのは注意
今回は、スナップエンドウに虫の被害を見つけて、ハッカ油をかけたら葉が焼けてしまった話をまとめました。
今回の失敗から分かったことは、次の通りです。
- ハッカ油は人間の虫除けや香り対策には便利
- 野菜に直接かけると葉焼けすることがある
- スナップエンドウとトマトでは葉焼けのような傷みが出た
- ジャガイモは大きな被害が出なかったが、安全とは言い切れない
- 作物によって葉の反応は違う
- 天然由来だから植物にも安全とは限らない
- 虫対策は焦らず、まず観察してから考えることが大切
家庭菜園では、よかれと思ってやったことが、逆に植物を傷めてしまうことがあります。
今回のハッカ油も、まさにそれでした。
香りは爽やかでしたが、
スナップエンドウとトマトにはなかなか厳しい結果になりました。
虫を見つけると焦りますが、まずは被害の出方を観察すること。
そして、作物に使える方法かどうかを確認してから対策すること。
なお、葉焼け後に行った窒素追肥については、別記事で詳しく紹介する予定です。
葉が傷んだあと、どのように株を立て直すか気になる方は、そちらも参考にしてみてください。
